働く女性の悩み「管理職になりたくないのは責任・ストレス」育児を時給換算すると1673円!?
巷では手帳コーナーが設けられ、年末調整の時期がやってきて、そろそろ来年のこと・今後のキャリアのことを考える方も多いのではないでしょうか。
働く女性の悩みは尽きないもの。
そんな中、ソニー生命保険株式会社が2020年10月27日に「女性の活躍に関する意識調査2020」を発表。
全国の20~69歳の女性1000人へのアンケート結果とは!?
女性の管理職登用や、女性活躍推進などがなかなか進んでいないというニュースもよく目にしますが、実際にこのアンケート結果をみて、私も「なるほど」と思うことがいくつかありました。
「女性の活躍に関する意識調査2020」の概要
ソニー生命保険株式会社が実施したリサーチはこちらで紹介されています。
■「女性の活躍に関する意識調査2020」ソニー生命調べ
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2020/nr_201027.html
概要としては、大きく4項目に分かれます。
・女性がどの程度イキイキ活躍してる?
・毎日の家事や地域社会での貢献を時給換算するといくら?
・現在の生活・今後の働き方・就労環境についてどう思う?
・活躍している有名人・同僚になって欲しいキャラクター
今回はこちらからいくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います
家事を時給換算すると「(未就学児の)育児・世話」が1673円という意見も
働くパパママにとって、家事・育児と仕事との両立はなかなかハードルが高い方も多いのではないでしょうか。
特に未就学児の育児をしながら、フルタイムで仕事をするとかなり目まぐるしい一日になりますよね。
ということで、私の一日を少し振り返ってみると…
<朝>起床後から出勤前まで
・自分の身支度
・洗濯
・朝ごはんの支度
・子どもたちを起こす、着替え・お仕度
・子どもたちにご飯
・保育園の準備、検温・連絡帳記入
・朝ごはんの片付け
・簡単に片付け・お掃除
<夜>保育園へのお迎え後帰宅から寝かしつけまで
・保育園グッズの片付け
・連絡帳のチェック、記入
・晩ごはんの支度
・子どもたちにご飯
・本を読む
・お風呂に入れる
・歯みがき・仕上げ
・髪の毛乾かす
・寝かしつけ
ざっと書き出してみました!
ちなみに我が家にはペットもいるので、この他にもペットのお世話も。。
(最近イヤイヤ期も重なり、もちろんスムーズにいくはずもありません(笑))
食材が足りなければ、買い物時間が追加されたり、毎日ルーティン化できていません^^;
と思うのは、私だけじゃないはず。
ちなみに、ベビーシッターさんにお願いしたりすると1時間1000円とか2000円とかくらいかかる感じですよね。
「女性の活躍に関する意識調査2020(ソニー生命調べ)」では、そんな気になる家事の時給換算アンケート結果も。
「親戚づきあい」が割と上位にランクインしているのが興味深かったのですが、確かに親戚だからこその根掘り葉掘りな質問攻撃には、構ってもらって有難い反面疲れがたまることもありのかもしれませんね。。
家事・育児の1時間は貴重な時間!外注化も検討すべきかも
このデータを見て思うのが、
・家事・育児・地域との付き合いなどの経験を活かして、自分が受託側になって仕事にすることができるのでは?
という2つです。
日本はなかなかシッターさんを雇ったりすることを是とせず、家のことは全て女性がやることを美徳とする傾向がありがちですが、働くママが増えた今、改めて「家事の外注化」も検討して良いと思います。
人を雇う、ではなく、高機能白物家電を導入することも「家事の外注化」に繋がります。
高機能なものはエコに繋がって、省電力・環境にも良いのでぜひ前向きに検討したいところです。
あなたの1時間は貴重な1時間です☆
ちなみに、その傾向が年々高まっていることが分かるのが、こちらのグラフです。
副業・兼業なども広がってきて、時間の重要性をすごく感じるようになってきましたよね。
1時間、自分の時間が増やせたら、子どもとの楽しい時間に費やせたり、自己成長のための勉強の時間に充てて将来の給料アップにつなげたり。
時間への考え方が変われば、さらに女性の活躍に繋がると考えています。
女性が管理職になりたくないのは責任・ストレス
今回のソニー生命の調査では、女性活躍という面で「管理職への打診」についての内容も。
管理職への打診があれば、受けてみたいと思わないが53.9%という結果に。
その理由としては、1位:責任が重くなる 2位:ストレスが増えそう となっています。
ちなみに、個人的な意見ですが、管理職への打診があるような方は、既に管理職がやるであろう業務の一部をすでに請け負っている可能性が高いと思います。
つまり既にある程度責任の重い仕事を任されているのではと思うのです。
同じ仕事をするのであれば、役職手当がもらえたり給与がアップするであろう管理職を受けてもいいんじゃないかなと。
ぜひご自身の業務を振り返ってみて、「あ、既にある程度責任のある業務をしてるな」と思うのであれば、打診があれば管理職にチャレンジするのもアリだと思います。
さらに、上の役職になって「いやだな」と思う部分を改革していっていただきたいなと思います!
現時点で、制度が少ないのであれば拡充したり、風土・文化を作っていくには役職がある方が動かしやすいはず☆
今回は、「女性の活躍に関する意識調査2020(ソニー生命調べ)」から気になる項目について紹介していきました!
自分らしい生き方・働き方を見つけていきたいですね♪