パパ休暇でパパは2回育児休業取得可能に!ママも必見!家族で子育て|企業も嬉しい社会保険料免除

2019年7月3日

shuri14さんによる写真ACからの写真

子供の妊娠・出産は家族にとってはとっても大きなライフイベント!
産まれたばかりの我が子と接するのがママだけなんて、もったいない!
出産はママの身体へも大きな負担が生じます。(大手術並み!)

そんな家族にも嬉しい「パパ休暇」という制度があるのをご存知でしょうか?
知っていれば得になる!
これからパパになる男性はもちろん、これからママになる女性にも、これから家族が増える社員を抱える企業にも知っておいて欲しい制度をご紹介します。

知っ得!「パパ休暇」は2回育休が取れる

「パパ休暇」ってご存知ですか?

2017年10月1日に改正された育児・介護休業法により新設された「パパ休暇」。

通常育児休業は原則として「子供が満1歳になるまでの間で、従業員が希望する期間」に特別の事情がない限り1人の子供につき1回取得できる制度です。

ただ、子育てを後押しする制度として誕生した「パパ休暇」では、母親の産後8週間以内に育児休業を取得すると、期間内にもう一度育児休業を取得することができるのです!

厚生労働省 「パパ休暇」リーフレットより

産後休業とは、出産の翌日から8週間は就業できない制度。

産後2ヶ月はママも産まれたばかりの子供もとても大変な時期。
新しい環境に慣れるためにも、やはりパパの手は必要になります。

そんなママの産休タイミングでは、これまで有給を使って休むパパも多かったのではないでしょうか。

この産後休業中にパパが育休を取得すれば、ママの育休中にももう一度パパが育休を取れるなんて、素敵じゃないですか!

「パパ休暇」での育休手当金と社会保険料は?

ママの産後休業時に取得できる育児休業も、もちろん「育休」なので育休手当をもらうことができます!
育休手当金は賃金の67%(180日間を過ぎれば50%)相当の金額が支給されます。

社会保険料の免除も適用されるが嬉しいポイントですよね!

育児休業の取得月は、原則、社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)が免除されます。
しかも企業側にとっても嬉しいのが、折半している会社負担分も免除になるのです!
(これで企業側も積極的に動いてくれるはず!)

法律上「育児休業を取得した月から育児休業を終了した日の翌日の属する月の前月まで」保険料が免除となるのがポイント!
つまり月末に育休がかかっているかが重要なのです。

ぜひ!毎月の給与明細を確認してみてください。
健康保険料・厚生年金保険料ってかなり大きい額ですよね・・・。
ここが免除になるのは家計にとっても知っ得!です♪

子供が産まれてからはバタバタの毎日だと思うので、出産予定日前に育休取得したいこと・休みたい期間などをぜひ会社の人事・労務担当者に確認してくださいね!

男性の育児休業取得率の現実・・・

こんな素敵な「パパ休暇」という制度があるのに有効活用しなきゃもったいない!
と思うのですが・・・、現実はそんなに甘くないのです。

2018年度に育休を取得した男性の割合は6.16%(厚生労働省より)と前年度より少し上昇しているものの、まだ100人のうち6人しか取得していない状況なのです。

2019年6月13日に発表された国連児童基金(ユニセフ)の報告書によると、2016年時点の子育て支援策のうち、日本を含む41カ国の中で給付金制度のある産休育休期間の長さは、日本が男性で1位の評価を得たんです!ただ・・・実際に取得する父親・パパは非常に少ないという特異性の指摘も・・・。
『先進国における家族にやさしい政策(原題:Are the world’s richest countries family-friendly? Policy in the OECD and EU)』

ちなみにこの報告書によると、母親に最も長い有給育児休業期間を提供しているのはエストニアで85週間だとか!

「イクメン」という言葉が世に溢れ、男性が育児に協力しているというだけで「すごい!」と言われる日本で、まだまだ全てのパパが育休を取得するのは遠い道のりかもしれません。

ユニセフ報告書では、日本男性が育休を取得しない理由に
1.職場の人手不足
2.取得しづらい社内の雰囲気
などを統計調査として紹介しています。

こうした状況を踏まえ、6月17日に「男性育休の義務化」を目指す提言が安倍首相に提出されたようですね!

このサイト「W」でも紹介していますが、認定基準の中に「男性の育児休業取得」に関する項目がある「くるみんマーク」の取得企業が増えていけば、男性の育児休業取得率もきっと上がっていくはず!!

まずは「制度を知る」ことが重要だと思います。
知らなければ、直訴することもできない。

「知る」から「活用する」へ。

人手不足や少子化を嘆く前に、まずできる「子育てしたい環境づくり」のために動きたいですね。

「パパ・ママ育休プラス」という制度で延長も!

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両親がともに育児休業を取得することを目指して、「パパ・ママ育休プラス」という制度もあります。

厚生労働省 「パパ・ママ育休プラス」リーフレットより

両親がともに育児休業を取得する場合、子が1歳2ヶ月に達するまで 延長される制度なのです。

「子供が小さい時はママが休むもの」というこれまでの常識を覆して、「パパもママも一緒に子育て」という意識が根付くといいなと思います。

”親が笑顔だと子供も嬉しい!”
笑顔が溢れる子育てを応援しています。

この記事を書いた人 玉城 久子(たまき ひさこ)
株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市)の広報担当。
2018年にえるぼし(3つ星)認定に成功し、以降セミナー登壇など女性活躍に力を入れる。
2児の母でもあり、同じママたちに”生きる知恵”を伝えるべく「制度」系の勉強中。