今日は主婦休みの日!男女「家事」分担の差はコロナ禍でどのように変動した?

今日は「主婦休みの日」という日本の記念日だそうです。

主婦の元気がニッポンの元気になれば!と女性のための生活情報紙を発行するサンケイリビング新聞社では、2009年4月、日本記念日協会に「主婦休みの日」を申請し、認定されました。

主婦休みの日」サンケイリビング新聞社より

読者アンケートにより、1/25・5/25・9/25の3日間が設定されたとか!

たまき
たまき
実は今回初めて知りました!

年末年始・ゴールデンウィーク・夏休みなどの忙しい期間の後に設定されているこの記念日ですが、コロナ禍では、少し様相は異なっているかもしれません。

家族全員が巣ごもり消費生活を過ごす中では、在宅勤務なども増える中、「主婦(主夫)」の仕事も様変わりしてそうですね。

ただ、この「主婦休みの日」では、夫や子どもが家事にチャレンジする日や、シングルだったりワンオペだったりすると、家事委託などをしてみる日とも捉えられそうです。

そこでふと「家事」について気になったので、男女共同参画の観点から「家事」について調べてみました!

コロナ禍で家事に割く時間は変わった?

国内在住の10,571人を対象に行われたアンケート結果で面白いデータがありました。

令和2年度 男女共同参画の視点からの新型コロナウイルス感染症拡大の影響等に関する調査報告書より
令和2年度 男女共同参画の視点からの新型コロナウイルス感染症拡大の影響等に関する調査報告書より

なんと、コロナ前後では「家事時間」に変更はなかったものの、男女間での格差は大きく
女性:1時間59分
男性:0時間50分
と、1時間以上の時間差が出る結果となっています。

たまき
たまき
育児時間も同様に1時間の差が…。

仕事のない1日の時間の使い方では、男性の育児時間が大きく伸びているのは喜ばしいことですね!

ただ、家事時間にはやはり課題は多く残りそうです。

家事の頻度は男女間で違いはある?

この調査報告書では、家事頻度についてもデータがありました。

令和2年度 男女共同参画の視点からの新型コロナウイルス感染症拡大の影響等に関する調査報告書 第2章 調査結果
令和2年度 男女共同参画の視点からの新型コロナウイルス感染症拡大の影響等に関する調査報告書 第2章 調査結果

家事の代表となるような項目が記載されていますが、ほぼ毎日・毎回するはほぼ女性が男性を上回っています。

ただ、令和元年度調査と比較すると、コロナ禍では男性の家事頻度は上昇傾向にあるようです。

男性の実践度が高い家事は
・風呂洗い
・ゴミ出し
が多いのは、なんとなく想像ができますね!(周囲の声でも多い内容です)

ただ、一口に「ゴミ出し」といっても、家の中のゴミ箱を全て集めてゴミ袋に分別してまとめ、ゴミ箱をキレイにしてまた戻す、、という作業全てを意味しているかは分かりませんが^^;

男性の家事頻度も向上中!?平等は遠い

今回は「家事」に着目して紹介しましたが、その中でコロナ禍では家事頻度は向上している部分も見えます。

育児なども含めた場合はまたデータは変わってはきますが、少しずつでも働く女性がもっと活躍できるように、家庭内での負担も半分こできたらいいですよね。

コロナ禍において、自宅時間が増え家事時間が増えているのかと思えばそういったことは特になく、育児時間が増えたというのは、我が家でも同じですが休校時の対応や在宅勤務時の家庭保育、などが入ってくるように思います。

今後コロナが収束していくことを願うばかりではありますが、男性の家事・育児時間の増加はこれからも継続していってほしいですね!

ぜひ今日は「主婦休みの日」ということで、ご自宅での家事分担についてご家族で話し合いの時間を設けてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人 玉城 久子(たまき ひさこ)
株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市)の広報担当。
2018年にえるぼし(3つ星)認定に成功し、以降セミナー登壇など女性活躍に力を入れる。
2児の母でもあり、同じママたちに”生きる知恵”を伝えるべく「制度」系の勉強中。「SDGs」への関心も高まっており、脱プラや環境配慮に関する記事も書き始めました。

社会女性活躍,家事

Posted by media-w