SDGsとは?17の目標と企業としての取り組みについて

2020年3月23日

SDGsという言葉をご存知でしょうか。
読み方は「エスディージーズ」。「Sustainable Development Goals」の略になります。
(最後のsだけ小文字なのは、Goal=目標の複数形を指しているから)

今でこそ、新聞でもテレビでも企業のホームページでも、SDGsゴールのロゴやマークを見たり、SDGsの17色のバッジを見につけている方を見かける機会も増えてきたり、かなり身近なものになってきたのではないでしょうか。

ただ、SDGsのことについてまだまだ知らない方が多くいるのではないか、ということで、今回は記事にしてみようと思います!

【追記:3/23】2/26にオープンした「SDGsを学べる無料サイト」のURLをご紹介します(現在英語版のみ)  https://sdgessentials.org/

SDGsとは?SDGsってなんだろう?

冒頭に少し説明しましたが、もう少し詳しく紹介していきますね。

SDGsは、Sustainable Development GOALsの頭文字をとったもの。
持続可能な開発目標」という日本語になります。
持続可能な開発目標」・・・ってなんだかとても難しい日本語ですよね。。
image.png

外務省サイトにある「SDGsとは?」のページから説明文をひっぱってくると・・・

「持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。」

外務省「持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーズとは」より

ということなのですが、おそらくSDGsをあまり知らない状態でこの文章を読んでも、なかなかピンと来ないかもしれません。。

簡単にいうと、【2030年に向けてこんな世界にしていこう!という17個の目標】を指します。
(簡単に言いすぎ!?)

日本の日常の中にいれば、それほど危機感を感じないかもしれませんが、貧困・教育ができないことで苦しんでいる人たちがいたり、海や山の自然環境はどんどん破壊され、このままでは"持続可能"な世の中になっている。

そんな状況を打破するために、国連で採択された「誰一人取り残さない幸せで持続可能な世界を作っていくための17の目標」がSDGsなのです。(17の目標の下に169のターゲット、232の指標が立てられています)

世界環境はどんどん変わっていっていて、毎年のように「今までにない天災」が起こったり、不思議な自然現象が起きたりしています。

誰もが同じように幸せに、長く暮らせる社会。
それが、SDGsの達成された世界というわけです。みんなが「いいね、そこを目指したいね」と賛成しそうなゴールばかりです。 

まだイメージつかない方には、ぜひ国連広報センターが出しているSDGsの説明動画をご覧いただきたいです!

国連広報センター (UNIC Tokyo)

SDGsの認知度|日本は28ヶ国で最下位

2019年9月23日の世界経済フォーラム記事によると、 28ヶ国の16歳から74歳までの約2万人を対照とした調査において、日本は最下位というデータがありました。
(日本では約1000人が調査対象)

WORLD ECONOMIC FORUM_20191023

なんとこの記事の見出しは「Global Survey Shows 74% Are Aware of the Sustainable Development Goals」、つまり74%はSDGsを知っていると回答したというのに対し、日本では「良く知っている、多少知っている、あまり聞いたことは内、名前だけは聞いた事がある」の全体で49%という結果に・・・。

インド・トルコ・中国など、今勢いのある各国では平均を上回る認知度となっていますね。

日本はまだまだ認知度も低いのが現状です。
企業・個人が日本でのSDGsの認知拡大を推進していかなければならないですね。

SDGsにおける企業の取り組みとは?

認知度の低さについてデータにも出ていましたが、少しずつSDGsを推進している企業・個人の方は増えているのも事実です。ただ、まだ「知っていても動いていない」企業もあるのでは?

「なぜSDGsをやらないといけないの?」
という質問も耳にします。

社会・環境のために良さそう、と分かっていても、企業が取り組みとして行動にうつすには、様々なハードルがあるのも実体験として知っています。

実は、SDGsを実施することは経済を活性化させ雇用を創出します、といったらどうでしょう。

2017年に開催された「ダボス会議」で、以下のような推計が発表されました。

「SDGsに取り組むことで12兆を超える経済価値と、
 3億8,000万人に雇用が創出される」

経済効果がある!となれば、企業の取り組みとしては実施したいところです。

また、今後消費者の中心となる20代のミレニアル世代、10代のZ世代は、「他人や社会に尽くすことを考える世代」といわれるそうで、そういう世代に向けた商品・サービスを提供する際には、【社会貢献度】はとても重要なポイントとなります。

SDGsの17のゴールを知ることから、新たなビジネス創出にも繋がるといわれています。

企業広報戦略研究所が実施した「全国生活者1万500人を対象とした 『2019年度 ESG/SDGsに関する意識調査』」によれば、企業のSDGsへの取り組みは生活者の購買行動を促進するという調査結果も。

企業広報戦略研究所「全国生活者1万500人を対象とした 『2019年度 ESG/SDGsに関する意識調査』

SDGsに対する企業の取り組みにより、ユーザーの行動を促すことができるなら、ぜひやるべきですよね!

今は海洋プラごみや、フードロスの話題なども日頃ニュースやテレビなどでもよく目にするようになってきましたが、それだけではない、様々な企業が今やっている事業から考えられる取り組みがあるはずです。

企業には経済的・社会的影響力があります。企業がその影響力を活用して、地域・社会に貢献できるよう努めることが求められています。

SDGs|17の目標と169のターゲット

ここで改めて、SDGsの17の目標を紹介していきます。

1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsの前身であるMDGsでは、開発途上国向けの目標がベースになっていたのですが、SDGsでは、「誰一人取り残さない」ことが高らかに言われているように、先進国も途上国もすべての人が何かした取り組むことができる目標が入っています。

169のターゲットは、17の目標をより細分化したものになります。
ぜひ参考に日本語訳のターゲットをご覧ください^^

■総務省サイト_SDGs指標仮訳
https://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf

SDGsと女性活躍推進

今回、働く女性を応援するサイト「W(ダブリュー)」で「SDGs」を取り上げたのは、働くママパパにこそ「SDGs」を深く知って欲しいと思ったからです。(もちろん私も日々勉強中ですが)

「SDGs」が掲げるのは、2030年に「こんな世界になってたらいいね」という17の目標です。

働くママパパが愛する子どもたちのために、何ができるのかを、SDGsを通して考えられる世の中になればと思っています。

日本は、豊かで安全な場所だと思います。
世界は広大です。

これからの未来を担っていく子どもたちが、より良い環境で生きていけるためには、持続可能な社会を作っていかなければなりません。

緑がなくなる前に、海がよどむ前に、空が真っ黒になる前に、今すぐ動き出さないといけません。

資源は有限です。
SDGsを知ることで、もっと「社会課題」が身近に感じられるようになります!

この記事を書いた人 玉城 久子(たまき ひさこ)
株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市)の広報担当。
2018年にえるぼし(3つ星)認定に成功し、以降セミナー登壇など女性活躍に力を入れる。
2児の母でもあり、同じママたちに”生きる知恵”を伝えるべく「制度」系の勉強中。

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Posted by media-w