iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)とは?節税メリットの他にデメリットは?年金問題対策!【後編】

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前編では、節税メリットについて調べたり、デメリットとして受け取り時の課税について紹介したりしました。

いざ!申し込もう!!と意気込んだところで・・・書類不備が見つかってしまい、中編ではiDeCo(イデコ)申し込み時の注意事項をお伝えしました。

そして、とうとう申し込みましたよ!後編スタートです!

iDeCo(イデコ)申し込み時の窓口でのチェック方法

今回は、iDeCo(イデコ)自体が初めてなので、そもそもの説明を伺いたかったり、銘柄の確認だったりで、もともと口座を持つネット証券ではなく、窓口で申し込める金融機関を選びました。

いざ!
「銀行の届出印はもった!」
「会社で書いてもらう書類ももった!」
「申し込み用紙の・・・わかる範囲は書いた!」
ということで、実際に申し込みに行ってきました。

ただ、基本的にiDeCo(イデコ)や、最近同じく話題のNISA(ニーサ)は、確認事項が多いので、予約が必要です。

ちなみに私の行った窓口では、申し込み完了までに要する時間が平均で
・iDeCo(イデコ):1時間
・NISA(ニーサ):2時間
と説明を受けましたよ。

本当はNISA(ニーサ)も一緒にやっちゃおー!とか最初軽い気持ちで考えていたのですが、2つ合わせると平均で3時間もかかる!?

しかも、運用商品である銘柄が決まっていなかったり、口座を持っていなかったり、不備があればどんどん必要な時間は伸びます・・・。

半日フリーな日を目標に行くのがいいかもしれません。

もしくは、窓口タイプの金融機関なら、「今日はここまで」「次回は申し込みにきます」みたいなこと(私みたいに)もできるので、短時間しか作れない方も安心ですね♪

知識がある方で時間がない方は、ネット証券の方がそういう拘束時間はないので、色々選択肢も広がります!

さてさて、窓口では以下の内容をチェックします。

・会社で記載してもらう書類(事業主の証明書)の内容チェック
※チェックが入っていなかったり、社印使用によるフリガナ記載漏れを確認しておきましょう!!

・同意書、確認書のチェック
※個人情報の取り扱いや、iDeCo(イデコ)自体のリスクについて確認しましたかー?の書類

・申込書の確認

となります。

私が行っている金融機関では、2人で書類を確認する必要があるということで1枚1枚丁寧に確認していただきました。

というのも、窓口担当の方もなんどもおっしゃっていたのですが、国民年金基金連合会などにも確認に回すのですが、そこで訂正が発生した場合に、かなーりの時間がかかるということだそうです。
しかも結構細かいところでも見られるので、窓口チェックは細かくやるそうですよ。

(確かに、すでに私は申し込みの前の時点で、2点修正が発生してました^^;

iDeCo(イデコ)申し込み時には運用商品の割合を決める

iDeCo(イデコ)申し込みの際には、複数の運用商品を選択することができます。

例えば、インデックス系に半分くらい、アクティブにも行きたいなー、新興国系にも興味がある!
という場合に、自分で運用商品を決めることができるのです。

その際には、1万円の掛金の場合、5000円がコレとかではなく、パーセンテージ(%)で決めます。

ちなみに私は、
・バランス 40%
・先進国株式 30%
・リート 20%
・新興国 10%
というような感じで決めてみました!

この割合は、自分でネットから変更ができるので、状況を見ながらしっかり運用していきたいと思います^^

iDeCo(イデコ)申し込み完了!

さてさて、実際にiDeCo(イデコ)申し込み書類に問題がなければ、受付完了!となります。

一旦私も受付完了となりました。

この後不備がなければ、10月から運用スタート!ということになります。
(1回目の掛金が、指定銀行口座から振り返られてiDeCo(イデコ)の運用に回るということ)

つまり、うまくいけば10月・11月・12月の3ヶ月間分となる3万円が、本年(2019年)のiDeCo(イデコ)運用資金として所得から抜かれるわけです!

3万円なので、、、それほど大きなインパクトもないかもしれませんが、来年2020年6月ごろに手元に届く「住民税決定通知書」の影響を今後も追いかけていきたいと思います!!

この記事を書いた人 玉城 久子(たまき ひさこ)
株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市)の広報担当。
2018年にえるぼし(3つ星)認定に成功し、以降セミナー登壇など女性活躍に力を入れる。
2児の母でもあり、同じママたちに”生きる知恵”を伝えるべく「制度」系の勉強中。