3月5日はサンゴの日!海洋汚染と環境問題を考えて脱プラ・脱炭素社会へ【SDGs】

2021年5月22日

3月5日は「サンゴの日」!
サンゴって、植物だと思われがち?ですが、実はなんと産卵もする動物の一種。

今日は美しく蒼い海、世界に誇るサンゴ礁を有する沖縄より、サンゴから環境について紹介したいと思います。

サンゴ礁を守る!海洋汚染とプラスチック問題

「W(ダブリュー)」でもSDGsや環境への想いを紹介する記事を掲載していますが、沖縄に暮らす私としては、やはりサンゴ礁問題は切っても切れない社会課題です。

初めて沖縄でサンゴ礁をみたのは、20年以上前のことです。
色とりどりの鮮やかな美しい海に衝撃を受け、感動したことを今でも覚えています。

それから何年か経ち、同じ海をみたときにサンゴ礁が少しずつ減っていることを実際に目で見て、ニュースなどで知り、何か自分にもできることはないかと考えました。

海洋プラスチック問題について、耳にする機会も多くなりましたが、既に世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。そこへ少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機相当)が、新たに流入していると推定されています。

実際に海岸沿いを歩けば、必ずどこかしらにゴミが落ちています。
ダイビングをしたときには、深い海の底にもゴミが落ちているのを見て衝撃を受けました。

サンゴ礁にゴミ袋が絡まっていたり、氷山の一角だろうと思われるところだけでも、こんなにも!と思うほどゴミが溢れています。

ゴミ捨てからできるSDGs!脱プラ・脱炭素社会へ

海の近くに住んでいない方は、「海洋汚染」「海洋プラスチック問題」と言われてもピンと来ないかもしれません。

事実私も自分の目で見るまで、実体験として考えられなかったこともたくさんあります。

こんなにもSDGsだったり、温暖化だったり、環境問題が取り上げられているのに、コンビニのゴミ箱にはラベルが貼られたままのペットボトルが捨てられたりしているのを見ると、自分ゴトとして受け入れられるには、実体験が必要なんだなと強く感じます。

私は、自分の子どもたちに美しい海をみせたい!という想いが募ったことで、環境について考えるようになりました。

今日はぜひまずゴミ捨てから見直してみませんか?

ゴミ問題解決の基本は、3R。

リデュース(Reduce)=出すごみの総量を減らすこと
リユース(Reuse)=再利用すること
リサイクル(Recycle)=再生産に回すこと

リデュースは、簡易包装のものを選んだり、詰め替え品を選んだり。

リユースは、壊れても修理したり、不用品を売ったり譲ったり。

リサイクルは、ゴミの分別をしっかりすること!

先ほどのペットボトルでいえば、キャップとラベルを分別して、ボトルは水でゆすいでつぶしてから捨てることが大事です♪

産業廃棄物処理をしてくださる企業の方々の負担を減らして、少しでもリサイクルが増えるようにしたいですよね。

ペットボトルではなく、マイボトル、という選択もアリですね☆

生きていくこの世界環境を整えるためにも、
「自分には関係ない」と思わずに行動することが大事です!

今日は「サンゴの日」!
海に囲まれた島国、日本が豊かな美しい海に囲まれるよう、自分だけがいい、ではなく様々な生物と共生していきましょう♪

この記事を書いた人 玉城 久子(たまき ひさこ)
株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市)の広報担当。
2018年にえるぼし(3つ星)認定に成功し、以降セミナー登壇など女性活躍に力を入れる。
2児の母でもあり、同じママたちに”生きる知恵”を伝えるべく「制度」系の勉強中。「SDGs」への関心も高まっており、脱プラや環境配慮に関する記事も書き始めました。