今話題のキャッシュレス決済とは?メリットについて考えてみた
キャッシュレス決済とは、その言葉のとおり、キャッシュ(現金)レス(~のない)ということで、現金を使わない決済方法のことを指します。
2019年10月の消費税増税での消費の冷え込み回避のために、キャッシュレス決済を行うことでポイント還元!というのが今話題ですね。
実際にポイント還元されれば、かかったコストは少なくすむ・・・というのは分かりますが、他にもメリットはあるのか調べてみました!
キャッシュレス決済とはカードやQRコード決済など
キャッシュレス決済とはどのようなものでしょうか。
現状、「キャッシュレス」については、必ずしも、広範に共通的に認識されている定義があるわけではありませんが、例えば、「キャッシュレス・ビジョン」では、「物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態」を指すこととしています。
経済産業省 政策一覧「キャッシュレス」より
具体的なキャッシュレスの方法はというと、以下のようなものです。
・クレジットカード
・電子マネー
・デビットカード
・QRコード
2025年までに政府はキャッシュレス利用を40%まで引き上げたい、とのことです。
同じく経済産業省が出しているレポートでは、各国のキャッシュレス決済の利用率があるのですが、日本って利用率が低いんですよね。(2015年時点)
どうやら、日本では現金を持ち歩いても安心な治安の良さや、新しいものへの不安感が利用率アップをとどめている一因らしいです。
キャッシュレス決済を使うメリットは?
巷で話題のキャッシュレス決済ですが、2019年6月の調査によるとQRコード決済の利用者は4人に1人という結果も出ているようです。
利用者が激増しているキャッシュレス決済ですが、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。
キャッシュレス決済メリット|子どものおこづかい
経済産業省サイトの動画にもいくつかあったのですが、前払い方式(チャージしてカードを利用するなど)であれば、子ども向けのおこづかいに良さそうだなと思いました!
チャージ分までしか利用できず、また利用履歴を確認することもできそうです。
キャッシュレス決済メリット|荷物が少なくなる
また、言わずもがな大きな財布を持ち歩かなくていいのはメリットですよね♪
キャッシュレス決済メリット|現金管理コスト削減による経済発展
そして、私が一番大きなメリットだと思ったのは、社会・経済の発展です。
現金の取り扱いはとても大変です。
店舗などの運営事業者は、現金管理に結構なコストをかけています。
現金輸送コスト、レジ締め処理コスト、管理コストなどなど。
キャッシュレス決済が浸透していけば、こういった現金を管理するコストが削減されます。
ここからサービスの質向上なども見込めるのではと思うのです。
キャッシュレス決済メリット|外国人観光客(インバウンド)の拡大
キャッシュレス決済に慣れた外国人観光客の方々の需要をかなえるという部分でもキャッシュレスは大事なポイントです。
また、ビッグデータの収集によって、今後の経済発展にも大きく寄与することが期待できますよね。
キャッシュレス決済メリット|ポイント還元
そして、一般消費者にとっての一番のメリットといえるのが、ポイント還元ではないでしょうか。
消費税率引き上げ、つまり増税による消費の冷え込み対策として、消費税率引き上げ後の9ヶ月間(2019年10月1日~2020年6月30日)にキャッシュレス手段を使った場合、2~5%のポイント還元が行われます!
しかもこの還元されるポイント分は政府が負担する仕組みなのです。つまり使わないと損なのです!
期間限定のこのポイント還元ですが、うまく活用していきたい部分ですよね。
■参考サイト:経済産業省「キャッシュレス・ポイント還元事業」
キャッシュレス決済を使うデメリットはあるの?
さて、メリットをたくさん紹介しましたが、果たしてデメリットはないのでしょうか?
いえ、あります!
まず、キャッシュレス決済を使えない店舗もまだまだ多数あること。
QRコード決済は操作方法になれる必要があること。
そして、電波が届いていること(これは私がよく利用する店舗が・・・実は電波がよく切れるのです^^;)、電池があること。
こういったデメリットがあります。
ただ、キャッシュレス決済を行わない多くの理由が「安全性への不安」ではないでしょうか。
なんとなく知らないから不安、などという理由もあるかもしれません。
自分が知識ないことに対して、ヒトは不安を覚えるものです。
また、どういった支払い方法にしたってリスクがゼロになることはありません。
そこはどれだけ自分が割り切れるか、ではないでしょうか。
今回は、話題のキャッシュレス決済についてご紹介するとともに、ぜひ世界の情勢や消費者側ができる経済の発展について伝えたくて記事にしました。
消費者が現金しか使わなければ、事業者は現金で対応し続けなければなりません。
ただ、世界の国々のように、キャッシュレス決済を活用する消費者が増えていけば、それだけ事業者もそれに対応していかざるを得ません。
いち消費者として、経済の発展に寄与していきたいです!
キャッシュレス決済についても参考になれば嬉しいです♪